~先進的な取り組みと技術の蓄積~
創業以来、私たちは数々の先進的な取り組みを行い、業界をリードしてきました。30年近くにわたる豊富な経験を積み重ね、技術力を磨き続けています。常に最新の技術やトレンドを取り入れ、顧客のニーズに応える革新的なソリューションを提供しています。これまでの経験に裏打ちされた信頼性と柔軟性を持ち、変化する市場環境に適応しながら、企業の成長を強力に支援するパートナーとしてお客様をサポートいたします。

ネットワーク技術の取り組み
弊社はインターネットの利用が始まった頃に、インターネットサービスプロバイダー(ISP)というインターネット接続の環境を提供する会社として始まりました。
その頃は電話回線を経由して接続する形態で、インターネットにつなげるには電話代が大変問題になりました。そのため午後11時から定額になるテレホーダイというNTTのサービスを利用するユーザが多く、午後11時に一斉に利用が始まる為に、ISP側が話中になってなかなか繋がらないという問題も多く発生していました。
弊社はそのような環境の中、「繋がる」という事を重視してどんな時にも話中が発生しないほどの設備投資により、お客様の利便性を重視していました。「高品質の追求」の理念による物です。
また、アクセスに使用する機器についても、家庭用のモデムを並べて低コストながら低信頼性の設備で運用するISPが主流の中で、当初からフルデジタルのアクセスサーバーを導入し、ISDN回線も光ケーブルを創業当初から導入するという取り組みを行ってきました。
創業当初から使い続けるユーザ様が多い理由です。



インターネット利用には常時ネットに繋がった状態が望ましいですが、今では当たり前のその環境が電話回線を経由している時代にはとても実現困難な物でした。
というのも常時接続を実現するためには当時最低でも月に10万円は必要だったからです。
そんな中にNTTがOCNのサービスを開始し、月4万円弱で常時接続の環境(OCNエコノミー)を提供し始める事になりました。
弊社は全国のISPに先駆けてNTTと相互接続契約を締結し、NTTのインフラを原価調達することにより常時接続をOCNより安価に提供するという事を実現しました。
BGPルーティング
BGPルーティングという聞き慣れない言葉ですが、これはインターネットの基幹を制御する通信形態です。
このBGPにより通信するのは基本的にNTTなどの大手通信会社や大学などの研究機関が殆どです。
BGPは世界中のインターネットの通信経路を制御するための通信方式で、全国でも限られた会社でしか行われていないネットワークの制御になります。
この通信にはAS番号というBGPに参加した順番に割り当てられる番号がありますが、弊社がアライアンスパートナーと共に管理するAS番号は、例えばソフトバンクなどのAS番号より若い番号で運用しています。
つまりインターネットの基幹に関わる通信制御をノウハウとして持っている数少ない会社になります。

仮想化への取り組み

近年サーバーは仮想化技術の元にスケーラービリティ(拡張性)、スタビリティ(安定性)、耐障害性が向上してきました。
今をときめくクラウドコンピューティングが仮想化技術の結晶になりますが、単独のサーバーにおいても仮想化技術により、著しく耐障害性や拡張性を向上させることができます。
弊社では、早い段階より仮想化技術に取り組み、弊社の提供するレンタルサーバー、ホスティングサーバーは全て仮想化技術の基盤の上に構築しております。これによりたとえハードウェアに障害が発生したり、機器の更新やグレードアップの際にも極めてダウンタイムが短縮されるメリットがあります。
もちろん、クラウドに対する技術的なバックボーンも持ち合わせています。現在弊社のISPとしての基本サービスはクラウドコンピューティングとしては世界最大のアマゾンウェブサービス(AWS)上にて稼働しており、お客様のクラウド利用のコンサルティングから承る事が可能です。